海外でハンドボールする。

2014.5.2作成 2016.3.31追記

1、どのような立場でハンドボールするのか?

海外でハンドボールする場合、以下のような方法があると思います。
というのはビザを取らないことには長期滞在はできないので
大まかに以下のどれかに当てはまることが必要です。

・プロとして
・学生として
・ワーキングホリデーを利用して

まず、プロとしてハンドボールするにはそれなりの収入がないと就労ビザが出ない場合があります。
なので、アルバイトしながらこっちでハンドボールすることも考えられなくもないですが、
アルバイト程度だと就労ビザがおりない場合があります。

また、どこかの学生としてビザを取り、そこに滞在しながらプレイするというのもあります。大学でもいいですし、語学学校でも交換留学制度でもいいです。
とりあえず学校に入り学生としてビザを取れば滞在できます。

ワーキングホリデーという制度があるらしいのですが、
これに関してはメカルは詳しくないのです。
国によって18ー30歳までの年齢制限がありますが、
一生に一度、1国あたり1年間の滞在が認められ、収入も認められるみたいですね。
しかもドイツやフランス、デンマークなどのハンドボールするには環境のいい国がありますね。
ワーキングホリデーとは。。。

ちなみに、ビザを取得するとき、就労ビザ、学生ビザの他に、その他というものがあるようですが、それに関してはメカルは全くわかりません(笑)

こちらをご参照ください。外務省のページ。

2、拠点を構えチームを探す

ハンドボールが盛んな国ではトップリーグだけではなく、下部リーグもたくさんあり、それぞれのレベルに応じて万人がハンドボールを楽しめる環境があると思います。
地域クラブなので、自分の力量にあったクラブを見つけて、そこに住むということになるかもしれません。学校がある場合は最寄のクラブということになります。

いまは大方のチームがホームページを持っているでしょうから、リサーチをしてコンタクトを取り、トレーニングに参加して受け入れてもらえればチームに入ることができるかもしれません。日本からコンタクトを取る場合、自分の映像を作っておくことをオススメします。
動画サイトにあげて見てもらい、興味を持ってもらうことでチームに入りやすくなるかもしれません。

また、日本人がいきなり行ってトップリーグのチームに入ることはかなり難しいと思います。以下の記事もご参考までに。

海外でハンドボールするために
ハンドボールで生活すること
なぜ海外でハンドボールした方が強化になるのか。

海外留学してハンドボールをしたいとい考えている人へ。どこの国がいいのか、どれくらいの言語力が必要か、いつ行けばいいのか?

日本代表を目指す人はこちらをどうぞ。
海外に興味がなくても日本代表にはなれます。

国によっては2部や3部あたりまではハンドボールで生活できるサラリーがもらえるところもあるようです。
ハンガリーの場合、2部の選手でもプロとしてそれだけで生活している選手もいますので、国によって状況は違うにしろ、下部リーグや下部のチームでハンドボールできる環境を整えることが大事です。

最初から強豪チームに入るよりは(実際それはかなり難しいと思いますが…)
出場機会があるであろうチームに所属して上のチームから声をかけてもらうことの方がステップアップとしては現実的です。

また、ハンドボール一本で生活する、というのは簡単ではありません。
大学等で学びながらハンドボールを深めていくということも十分魅力的です。
以下、優秀なコーチがいる大学のリストです。
ご参考までに。

下記のリンクはヨーロッパの大学でハンドボールが学べるであろうところが書かれています。
http://activities.eurohandball.com/university-handball-teachers/by-nation

また下記のリンクからはMaster CoachやEHF Lectuerの人たちが書いた論文が載っていて、その最後には連絡先があるので、そこから連絡を取るというのも一つの手かもしれません。
http://activities.eurohandball.com/bibliography

3、コミュニケーション

最低限の英語と現地語はやはり必要です。
トップリーグのトップチームは多国籍でしょうが、そうでないところは現地語が必要です。英語ができる選手もいるでしょうが、監督やコーチ、選手全員が英語を話せるわけではないので。少なくとも現地語での挨拶とありがとう、数、曜日、ハンドボールに関する単語はすぐに覚えておいて損はないです。

4、生活すること

海外でハンドボールするということは、プレイすることではなく、現地で生活することです。日本で生まれ育った人間がいきなり違う文化の中で生きるというのは想像以上にストレスがたまったりします。それに慣れることも大事なことですね。

また、プロ選手として充分なサラリーをもらっている以外は、生活費は自己負担になります。貯金をしている場合はいいのですが、そうでない場合は親などから支援があるかどうかも大事ですね。
ですので、ハンドボール環境ばかりではなく、その国の生活水準、物価なども考慮して考える必要があると思います。

ちなみにメカル調査によると、ハンガリーで1年間学生としてハンドボールする場合、アパートを借りて一人暮らしをしながら生活するとなると生活費だけで150万あればどうにかなります。為替が動くのでなんとも言えませんが。あとは学費かな。

それがユーロ圏だと大体2-3倍くらいを見積もればいいかなと思います。
デンマークなどの北欧やスイスなどの物価の高い国では、それどころの話ではないです。
でも、やり方次第では、ルームシェアや学生寮などを利用して安く抑えることもできるみたいです。

ざっと書きましたが、何のつてもなく、代理人も立てずに、海外でハンドボールしようと思うなら、こんな感じの流れになると思います。

もちろん、この中には大使館に行ったり移民局に行ったりする事務手続きがあります。
また、学生ではなく、プロとして移籍する場合は最低でも2000スイスフランが事務手数料として必要になります。移籍先のチームが払ってくれるなら問題ありませんが、お金がないなら自己負担になるかもしれません。

1番いいのは経験者に聞くことです。
日本ではなかなかその経験者という人物に出会える機会は限られているのですが、
聞けば教えてくれるかもしれません。
ですが、その人にも生活がありますし、対応できないということがあるかもしれません。
もし連絡を取る場合は常識と節度を持ってください。

Facebookとかでもよくあるのですが、友達申請だけを飛ばして承認されてもほったらかしにする人、多いですよね。少なくとも面識がないならメッセージを添えるなどの配慮が必要ですよね。
海外を勘違いしないで欲しいのですが、初対面でもいきなり友達というわけではないです。
もちろん、そういう人もいなくもないのでしょうが、万人ではありません。
初対面で「ヘイ!マイフレンド!!」とか言いながら握手をしたりハグをする、肩を組むというのは、国際的に立派なものではないです。
握手というのは基本的に上の立場の人間から差し出すものであって、
下の立場の人間が両手を出して握手したり頭を下げたりするのは日本独自のものですね。
握手は基本的に片手で相手の目をみてやるのが国際的ですね。
ご参考までに。。。

最後に、ここに書いたものはいま考えられるものをまとめたもので、これらが絶対というわけではなく、この他にも方法はあるかと思います。
情報と情報をつなげて新しい形を生み出すのもいいかもしれませんね。

今後、加筆修正等をしていくかもしれませんが、
ここにまとめたものが少しでもお役に立てればと思います。

また、メカルは海外でハンドボールすることを強く望む人を応援はしますが、すべてがうまく行くとも限りません。
契約を取ることは簡単ではないですし、お金も時間もエネルギーも使います。
メリットばかりではなく、リスクがあるということも覚えておいてください。

以下の方々情報が提供をしてくださいました。
感謝申し上げます☆

櫛田亮介さん
内林絵美さん
梶原晃さん
井上元輝さん