サイドプレーヤーの3つの重要な働き

  1. 上手いサイドとは?
  2. サイドプレーヤーの役割とは
  3. サイドは宇宙なんだ。

 

さて、連休が終わり、今日から一週間が始まった方もいらっしゃるのではないでしょうか? 今日はコメントに上手いサイドプレーヤーとはどんな選手ですか? との質問があったのでそれに対して考えてみたいと思います。 まず、サイドプレーヤーですが、世界的にはウィングプレーヤーと呼ばれていますね。 ちなみにハンガリーではセレシューヤーテコシュ。 はい、別に覚えなくてもいいですね(笑) 現代ハンドボールでサイドプレーヤーによる得点が全体のどれくらいの割合か、 正確な数字はわかりませんが、勝敗に大きな影響を及ぼすことはお分かりのとおりです。 ここでサイドプレーヤーに役割を考えてみたいと思います。 バックプレーヤーとのコンビネーションに関しては井上君がまとめていたのでご参考ください。 ハンドボールの井上 サイドとバックのコンビネーション7つ

得点する

  • サイドシュート

パスを受けてから飛び込んでシュートを決める。 対峙しているDFと1:1をして突破してサイドシュートを決める。 これらが考えられます。目の前のディフェンスを味方と協力して、 もしくは自力で突破してサイドシュートに持ち込むことですね。

  • 速攻

サイドプレーヤーの最大の見せどころというのは速攻でしょうか? 守った瞬間に飛び出して確率の高いワンマン速攻で得点する。 会場中が注目するだけに、確率が高いだけに外したくないですね。

  • サイド以外のポジションからのシュート

サイドがサイドだけにとどまっているのは現代ハンドボールではなかなかないですね。 回り込んでディスタンスシュートを打ったり、ポストに移行して第二のポストとしての役割をこなしたり。 サイドがサイドでボールが来るのを待っているというのはもったいないですね。

攻撃のサポート

  • 相手ディフェンスを引き付けてずらす

サイドのプレーヤーがインに1:1をしかけると二枚目のディフェンスは突破されないように寄ってしまうことがあります。 隣のディフェンスを引き付けることでより広いスペースを隣の味方に作ってあげることになります。 そうすることによってより確率の高いポジションでのシュートにつながりますね。

  • ポスト移行

上述しましたが、サイドプレーヤーが第二のポストに入って行く、いわゆる、切っていく、トランジションするというのは 現代ハンドボールではよく見られる戦術です。 機動力を活かしながらもディフェンスに影響を与えて、攻撃のサポートをするというのはサイドに求められるものの一つになっています。 ポストに入ったら何もできないような貧弱な身体ではダメなので、サイドにも最低限のフィジカルは必要ですね。

  • アシストパス

サイドとバックプレーヤー、サイドとポストというように2人以上のグループで戦術を組むことがあります。 サイドから6mの中を通してポストにパスすることはありますし、回り込んでシュートを狙ったときにポストに落とすこともあります。 これはサイドがいるポジションに特徴がありますね。 ちょうど曲線になっている部分をサイドは使うことができます。 二枚目のディフェンスはこの曲線部分を守るのが難しいのですね。 その二枚目の裏のスペースをうまく使うことができれば、グループ戦術はぐんと増えると思います。 1990年代の湧永では1枚目と2枚目の間に荷川取さんが位置を取り、 堀田さんが回り込んで手渡しパスをするというプレイが見られました。 現代ハンドボールの先駆けですね。

ディフェンスでの貢献

  • バックチェック

攻撃が失敗に終わった場合、戻らなければなりません。 しかし、相手チームのサイドプレーヤーも速攻に出ていますから、それを守らないといけません。 もちろん、バックプレーヤーも戻るのですが、サイドプレーヤーも目の前のプレーヤーが飛び出したのなら、 それは自分のマークになります。いち早く戻って相手の攻撃を断ち切るというのも大きな仕事の一つですね。

  • ディフェンス時のフォローと対ポスト

ディフェンスの時にサイドプレーヤーがいかに貢献するのかというは、セットディフェンスの出来の一つになります。 2枚目のディフェンスがアウトに抜かれて、そのまま得点、7m、警告退場になるのと、 サイドプレーヤーがフォローしてより確率の悪いところでシュートさせる、 オフェンスファールを誘ってマイボールにする、のとでは大きな違いです。 また、いまはポストを守ることも珍しくありません。 比較的自分よりも形態的に優れているポストを守るのは難しいことですが、 それを守らないといけないのが現代ハンドボールですね。 なので、シュートテクニックを持っていても貧弱では務まらないのですね。。。

と、得点、攻撃のサポート、DF面と考えてみました。 サイドプレーヤーは職人ですが、いろんなことをが求められるのですね。 メカルの恩師の健先生は サイドは宇宙だと言いました。 詳しいことはこちらの記事を読んでもらうとして、 銘苅淳のハッピーハンドボール

端的に言えば、無限の可能性を持っているということですね。 たった30センチでも6m内に飛び込んでしまえばシュートが入る可能性があります。 また、展開力のあるサイドプレーヤーはただ横を走っているだけではなく、 速攻の時にコントロールするかもしれませんし、行き詰った時に回り込んで仕事をしてくれるかもしれません。

よくコーナーに立っているだけ、バックプレーヤーにパスを返すだけのサイドプレーヤーがいますが、 もったいないですね。もっと活躍できる場があるはずです。 それを自分で研究してやってみることも大事ですね。 サイドシュートに関しては動画をご覧ください。

動画は本当に世界のトップですね。 もちろん、サイドプレーヤーとしてサイドシュートをきっちりと決めてくれることが一番ありがたいです。

サイドプレーヤーと言えば、大同の山城なんかは大学時代にかなり頼りにしていましたね。 彼は基本的に真面目なやつなので、シュート確率も高かったですし、 自分の仕事をしっかりと果たしてくれる頼れる存在、相手チームにいたら本当に嫌なタイプの選手でしたね。 味方でよかったと何度も思いました(笑)

画像はそんな山城のお茶目の一面です(笑) 山城に関してはこちらから。

プロフィール、彼らしいです☆

また、車体の崎前さんもサイドシュートお技術はもちろんですが、 思い出したかのように回り込んで打つディスタンスシュートの精度は高いですし、 ポストパスもスピンをかけてやっています。 頼れるベテランですが、いつも全体練習後にシュート練習していました。

自分が納得いくまでシュート練習して、いまの技術があるんですね。 崎前さんに関してはこちらから。

技術の習得には反復が大事です。

そしていらないものをそぎ落としていくという

力が抜けていく過程が不可欠です。

シュート技術、究めていきたいですね。   サイドプレーヤーに関してはあまり触れることができなかったのですが、 「銘苅淳のハッピーハンドボール」でもサイドシュートのトレーニング方法を紹介しています。 スピンシュートがさほど特別なシュートでなくなったいま、 いかにしてキーパーのタイミングを外して、手を下げさせて打つか、ですね。

肘から先の使い方が特異的ですが、このような肘の使い方のトレーニング方法を少し紹介しています。 また、今日も高校生の指導をされている方から、日頃のトレーニングに活用してるとのご連絡をもらいました。

ミラーリングといって、プロジェクターやテレビなどに接続すればタブレットから大きな画面に映し出すことができます。 トレーニング前に選手と見て、共通認識をもってからトレーニングに臨むと、効率が上がりそうですね。

同じトレーニングでも意識のポイントをどこに置くのかで トレーニング効果は変わってきます。 そんなアクセントのヒントになればいいなと思いますので、 皆さんもぜひお試しくださいね☆ 「銘苅淳のハッピーハンドボール」はこちらから 2014年も307日連続でいい1日でした☆

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