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富岡高校の強さの秘密。

メカルのSNSのタイムラインに流れてきた。

それは群馬県立富岡高校が県大会で優勝した試合の動画でした。

高校生が作成したようだな。

あ、でもユニホームがインパルだ。

あ、ドロンのカーフかなこれ??

とか思いながら見てました。

そしたら、あら、結構良く出来てるじゃん。

プレイも上手じゃん。ということで全部見ました。

そんな感じの動機だったんですけど、

作成者が回りまわって縁がある子だったんですよね。

その動画がこちらです。

動画を作成したのは

HC名古屋でプレイしている高宮咲。

の弟くん。の高宮翔(かける)くん。

先天性の血液の病気があり、

骨髄移植などを経て、いまは入院して経過を見守っている感じ。

メカルが興味を持ったので、

Twitterでメッセージを送って軽くインタビューしました。

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・今自分の置かれている状況

今は地元の病院でなく都内の病院に入院しています。

姉から簡単な説明があったと思いますが

生まれつきの血液の病気の治療のため昨年に骨髄移植を受けました。

今は移植後の拒絶反応の対処のための入院です。

・なぜこの動画をつくったのか

元々モチベーションビデオという存在を知ったのは

姉が大阪教育大学在学中にチーム内で作られていたものを見たのが最初でした。

それがチームに与える影響や力を知っていたので自分もそのような形で貢献できたらと思ったからです。

また高校にもあまり通えてなく、もちろん部活に参加することはできていなかった上、

治療への想いを打ち明けたり、お見舞いやメッセージをくれたりと

沢山支えてもらったチームメイトに対して自分は何も貢献できていない歯がゆさがあり

少しでも恩返しがしたいと思ったからです。

・富岡高校のいいところ

今回のモチベーションビデオのコンセプトは一体感です。

チームメイトが今回の大会で意識していたものでもあります。

県内においては長い間優勝を続けている学校ですからもちろん関東全国で上位進出を狙っています。

しかし、例年強豪校との試合になると一試合を戦い抜く試合作りや

雰囲気作りに不安を抱えているように見えました。

そのような欠点を見つけ意識してできることは

チームの成長の1つのプロセスとして大事だと思いますのでいいところだと思います。

またハンドボールについてのコミュニケーションの多さや仲の良さなど大事な要素を持っていると思います。

・いま、何がしたい?

今はいち早く退院して学校、チームに戻ることです。
受験生なので勉強も不安なので。😅

・将来したいこと。

ハンドボールに携わり続けていきたい夢があります。

元々姉の影響で小学二年生からハンドボールをはじめました。

小中はプレーヤーとしてできたのですが高校では身体的にも厳しいと判断し

ハンドボール部への入部は考えていませんでした。

しかしチーム名のからの誘いや自身のハンドボールに関わっていたいという想いもあり、

監督の栃谷先生からマネージャーという提案をいただき、

入部する形になりハンドボールに関わっていれてます。

家族には心配かけてしまっていますがそれでも了承してくれたので感謝しています。

大学ではプレーヤーとしてできたらいいなと考えてますし、

国際審判の資格を取り、交際大会の笛を吹いて見たいとペアの先輩と話をしています。

将来は教師になるのが夢なので指導者としてもハンドボールに関われたらいいなと思います。

私はハンドボールを通じ出逢った人に多く支えられてきました。

だからハンドボールに何らかの形で関わり続けることが将来したいことです。

・富高のみんなにメッセージ

大会お疲れ様でした。みんなの頑張りにいつも元気をもらってます。

夏に向けてこれからまた厳しい練習が続くと思うけど

自分たちの掲げている目標に向けて頑張って欲しいです。

なかなかチームに貢献できなくて申し訳なく思ってます。

合併前最後の富岡高校として名を残せるのはこの代だけなので、

夏に輝けるように頑張ってください!誰よりも応援しています!

・一番伝えたい誰かにメッセージ

一番伝えたい誰かには直接伝えたいと思います😅

ですが今までの闘病生活を乗り越えられたのは自分に関わってくださった全ての人のおかげなので、

自分に関わる全ての人にありがとうございましたと伝えたいです。

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という感じです。

ハンドボールへの携わり方は多様です。

自分の立ち位置を把握して役割をまっとうして、

集団への貢献を通して自己肯定感、自己効力感を得る。

それぞれの立ち位置でハンドボールを、自分たちをより良くしていく。

というのが大事なんです。

高校生で集団への貢献を考えてやれることをやる、というは

当たり前ではないですし、

もちろん、理解をして受け入れた富岡高校の監督やチームメイトも

背中を押してくれる大きな力を感じていると思います。


やりたくてたまらなかったハンドボール。

いまやっているハンドボールは、誰かがやりたくてもできなかったハンドボールかもしれません。

それこそ、勝ち進んだ富岡高校のメンバーは、

他の群馬県のハンドボーラーが目指していてもやりたくても

届かなかった場所で表現することができる喜びを感じてほしいですね。

人は不思議なものです。

あのころ憧れていた未来に立っているはずなのに、

そこに慣れてしまうと、不満も出てきてしまう。

より良くしていくことは大事だけど、

ないものねだりはよろしくない。

足るを知ることは大事だけど、

それ以上を求めていかないと成長はない。

むずかしいのよね、、、いろいろと。

翔くんのようにハンドボールがやりたくてもできない環境にいるハンドボーラーもいるかと思います。

ハンドボールをやりたくても命を落とした子もいます。

いまある環境の中で、いろんなことが重なっている中で

それでも、できることをやる、

多様なハンドボールへのアプローチをする。

という人間がいるというのが希望ですね。

日本トップの選手たち、、、知ってるか。

こんな子がいるんだぞ。

もっとツイッターでつぶやけよ。。。

そのつぶやきを見て、中高生が

がんばろう。

って思える力になるかもしれないんだぞ。

想いは届くぞ。きっとね。

というわけで、富岡高校が20年以上もインターハイに出続けている裏側では、

こんな話もありました、という長い歴史の一部を紹介しました。

皆さんからも心温まるエピソードがあればいつでもお待ちしています。

メカルのブログで紹介してほしいこととか、

メカチャンで話してほしいこととかあればお知らせください。

さて、今日はホーム最終戦です。

来週のアウェイでの試合でシーズンも終わりなので、

ラストホーム。

いい終わり方をしたいですね。

今日もゆかる日まさる日。

ぐすーじさびら。

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