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カテゴリー別の指導者としての質。

昨日の井上君のブログを読んで気になったことがあってので、メカルも。。。

初心者、中級者、上級者に対して、

技術と戦術をどの割合で教えるか?というテーマでした。

上級者になるにつれて、戦術を教える割合が高くなるのです。

ハンドボールの上級者になれば、ある程度の基本的技術が身についているもの。

ということが考えられます。

ということはですよ。。。

初級者を指導するコーチほど、個人技術を教えることができないといけない。

ということになります。

上級者を指導するコーチは戦術を理解し教えることができないといけない。

ということになります。

これって本当かね???

もちろん、上級者になれば基本的な技術は身につけて欲しいもの。

それがプロやトップリーグになれば、できない選手は選手契約を切られる。

簡単といえば簡単だ。

でも、初心者に教える指導者は、できないからといって

やめろとは言えない。学校部活動ならそれこそ教員としての資質も疑われる。。。

トップレベルを指導するコーチが個人技術を指導できるか?

と言われたらそうでもないでしょう。

ヨーロッパでは選手としては秀でた選手じゃなかった人が、

コーチを仕事としてやっている場合もありますよね。

選手に隠れて見えないくらい(笑)

彼らはコーチングを学んで、トップリーグの指導者として生活しています。

戦術を落とし込むこと、マネジメントをすることなど。。

じゃあ、トップリーグのコーチは個人技術を教えることができるのだろうか。。。

という疑問。

DFで守る。

その時の声かけが

「フリースローとれ。」「なんでフリースロー取らないんだ」

「動きが遅い」「9m内は絶対にフリースローとれ」

などなど。

でも、個人技術を教えることができるコーチは

「いま、どこ見てた?」「その足をここに運ぶ」

「準備のタイミングが遅い」「身体を寄せたら、ここに力を入れる」

などなど。

チームというのは個人の集合体ですから、

その個人の質が上がらないとチームのレベルはあがりませんね。

だから、個人技術を教えることができないと、

いい選手が取れないときには勝てないチーム、

勝たすことができない指導者ということになります。

よく、指導者が「タマがない」「選手が来ない」「あいつじゃ厳しい」

なんて平気で言う人がいますが、選手の責任にしているうちは楽ですよね、指導者として。

初心者が毎年沢山入る。

それでもしっかりと強いチームを作る指導者は優れた指導者と言えるのかも。

初級者を教える指導者ほど、大事。

以前、ファーストコーチについて書きましたが、

最初にハンドボールに携わったときのコーチが大事ですね。

技術をしっかりと教えることができるでしょうか?

シュート一つをとっても、

「決めなきゃ」「外しちゃだめだよ」「思いっきり打たなきゃ」

「そこに打っちゃ入らないよ」「なんでそこに打つの」

なんて言ってても、選手は解決策は何も出てないのでわかりませんね。

まぁ、そこまで細かく教えることもないのかもしれませんけどね~(笑)

こっちはそんな感じだから、

結果が出ればOKみたいな(笑)

画一的な指導をしない、型にはめない、選手を尊重する。

ことから、常識を超えた選手が出てくるかもしれませんね。

戦術だけを学んで、頭でっかちになっても、勝ち続けることは難しいだろうし、

技術指導だけで戦術マネジメントができないなら勝ち続けることは難しいでしょうね。

いい選手がいい指導者になるとは限らないとはよく言いますが、

やっぱり、経験というものはバカにできません。

トップレベルで選手として経験して、なおかつコーチングを専門に学んだコーチが

やっぱり勝チームを作れるのかなぁ。と思いました。

ダグルシグルドソンもドイシェバエフもトップレベルで選手として

成績を残してコーチとしても成績を残していますね。

選手として成績を残していると、現役選手からリスペクトされることもあるでしょうし、

経験に知識を合わせれば、もっといいですね。

まぁ、一番の問題は、

選手時代の自分を顧みず、立場が変わった瞬間にじぇんじぇん違うことを言ってしまい、

自分の時はこんなんだったなどと言い、

その価値観を選手に押し付け、自分が正しいと信じ込んでいる指導者。ですね。

どのカテゴリーにでもいるのでしょうけど、そんな指導者がトップレベルで指導することがないことを祈ります。。。(笑)

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コメント

  1. makoto より:

    よくぞいった。
    今年のめかる
    大きく見えます!
    肝に銘じて精進したいと思います寿司食べたいでしょ?

  2. 専カメカルチャー@。 より:

    水泳指導者として、
    私も指導出来ない分野があります。
    選手クラスは指導出来ません。水泳理論は教える事が出来ますが、練習メニューが組めません。勉強してないから。
    幼児、小学生、大人、の初級指導は得意ですよ~♪私はバレー部でしたので、バレーはやはり自分が教えてもらって来たことがベースになり教えると言う勉強をしてないので、指導は出来ません。水泳は教えると言う事を勉強して来たので教える事が出来ます。
    頭を柔軟にして、いろいろな指導方法を身に付けたいです。
    やっぱり居るんですよ、俺の指導方法一番だって人。

  3. ちいさなおこちゃま より:

    息子達は監督・コーチに恵まれています。
    初心者の彼ら、飲み込みも悪かったのですが
    試合に出てもチームプレーは出来る程度に
    育ててくれています。ありがたいです。
    子育てでも同様のことがいえます。
    自分を省みないといけませんね・・・。

  4. のぶ より:

    井上さんのブログと共に拝見させて頂きました。
    毎度ながら、お二方共に、大変興味深く面白い内容ですね。
    初心者から始めると、高校生活2年間の中で教えられることには限りがありますよねー。そのあたりを取捨選択することも、指導者次第。
    やっぱりファーストコーチって大事ですよね。
    あらためて、身が引き締まります。
    ちなみに、銘苅さんが初心者に対してまず教えたい個人スキルって、なんですかー?

  5. Kohei Kashiwaba より:

    いつも楽しく拝見させていただいています。
    ファーストコーチ・・・つい反応してしまいました。
    私もこれまで長年小中学生を指導してきて、
    果たして自分は教え子たちにとって
    どんなファーストコーチだったんだろうと考えていました。
    ひとつ、励みになっていることがあります。
    ある少年団の教え子のお母さんから、
    「うちの子、コウヘイコーチみたいなコーチになる!
    って言ってるんです」と伝えられたことがあります。
    すごく嬉しかったです。
    今でも、やはり子どもたちに憧れられる指導者に
    ならなければ、と思ってこの言葉を思い出します。
    うちの少年団は絶対に勝利至上主義にならないように、
    ハンドボールの楽しさを伝えることをモットーにずっと
    活動しているので、燃え尽きることなく競技を続けて
    くれている卒団生が多いのかな、とは思います。
    しかし、どこまでスキルを教えられるか、という部分については
    もっと自分自身突き詰めて考えなければならないかな、
    と思っています。
    結果にこだわるわけではないけど、でも「勝つ喜び」を
    知ることも必要だから、もっとスキルを向上させて
    チーム力もアップさせないと、という思いもあります。
    メカルさん同様、週1回の練習、しかも最近やたら増えてきた
    低学年メンバーの面倒も見ながら、
    高学年にはもう少し基本的な技術をしっかり教えたいな、
    という葛藤・・・やはり日々勉強です。
    今週末、東京で開催される小学生指導者の講習会に参加して
    きます。全国から集まるファーストコーチたちと、いろいろ
    お話してきたいと思います。

  6. meka より:

    makotoさん
    あれ、何も変わりませんけどねー。。。
    言いたいことも言えないそんな世の中じゃ、、、
    と心の中で歌ってます。。。(笑)
    専カメカルチャーさん
    水泳でもバレーでもハンドでも、親でも、コーチングとしては共通項が沢山あると思います。
    でも、コーチも人間なので、自分の世界観を出るものを教えることはできませんね。
    スポーツの世界も日進月歩なので。。。
    ちいさなおこちゃまさん
    指導者に恵まれている。と感じている保護者はなかなかいないかもしれませんね。
    いまの世の中、いろいろと難しいですから。。。
    メカルも少年野球しているときの監督は恵まれてるとは思いませんが、感謝はしています。
    ハンドボールに関しては、これまで出会った方々でなかったら、こうやってブログを書いていることもなかったと思います(笑)
    のぶさん
    わかります。学校現場では時間がない。
    悠長なことは言ってられない。
    でも、その子たちの人生が学校と同じように有限というわけではないので、その中でできることをしっかりと教えていけたらいいなぁと思いました。
    初心者に何を伝えたいかはブログの本文で書きましたので、ご覧ください☆
    柏葉さん
    お久しぶりです☆
    ファーストコーチ、大事ですよ。
    でも、柏葉さんの地域は縦の連携がしっかりとしているので、みんなで育てて見守っていく感じがします。
    メカルみたいな外の人間も受けれ入れてくださいますし。
    世界観を広げる。指導者は常にそういうことを念頭に置かなければならないですね。もちろん信念も大事なのですが。
    あんな選手になりたい。よりも、
    あんなコーチになりたい。
    と思わせる方がハンドボール界の発展につながります。
    メカルみたいになりたいという子供を見たことはありませんが、
    高校生を指導して、筑波に行って、車体に入ってハンドボールしたい。と言ってくれた子はいます。
    選手を育てるのも大事ですが、同じように指導者としての資質を持った人間を育てることも大事かと思います。

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