やっぱりハンドはおもしろい。WC決勝の雑感

やっぱりハンドはおもしろい。WC決勝の雑感

世界選手権が終わりました。

結果はフランスが強さを見せつけて優勝。

前半はノルウェーのペースで試合が進みます。

しかし、前半終盤から後半の30分はフランスのゲームでした。

以下、試合を見ていての雑感。

・フランスのGKは準決勝で大当たりしたキーパーではなく、

オメイエールがスタート。(前半途中から代わる)

→ここ一番の信頼があるんだろうな、、、と。

代わったGKが文句のつけようのないパフォーマンスしてました。

 

・7mをMaheが外して、ギグーが打って決めたけど、またMaheに戻した。

→外しても続けて打つことはあるけど、一度スイッチしたのに戻したのはなぜだ??

 

・後半から出てきたギグーの攻守においての存在感

→速攻の走り出し、合わせるタイミングはもちろんのこと、

DFではオフェンスアタックを取ったり、クロスアタックで何度も数的優位を救った。

 

・ポルテのいぶし銀具合

→攻撃ではバックもサイドもこなして、DFでは献身的に守った。

後半の逆速攻の守りでは試合はほぼ決まっていたのに、

ボールに飛び込んでフリースローにしたあたり、最高だった。

 

・ファブレガス、レミリの存在感

→日本では大学生年代の彼らが世界一のフランスの戦力として攻守ともに安定感あるパフォーマンスをしている。

大学生で唯一、日本代表に選ばれた。すごーい!!

という価値観を取り払わないと、そこの部分でも世界基準にならない。

もちろん、すごいことだけどね。

ご存知の通り、玉川も徳田も本当に素晴らしいパフォーマンスでした。

 

・ball獲得から4,5秒で得点する速さ

→特に前半終了間際、フランスがボールを獲得してから得点するまで、4-5秒。

ノルウェーのポストも三枚目を守っているのに速攻では一番に走って数秒で得点しました。

 

・ノルウェーの速さ

→ノルウェーが前半リードしていたのは、速攻とクイックスタートがうまくいったから。

クイックスタートでも素早く位置を取って、DFが整う前に攻め切っていた。

前半のハイテンポの展開、ハイスコアはノルウェーが試合全体のテンポを上げたからですね。

後半も積極的に仕掛けますが、そこでのミスが出るとフランスの流れになりました。

 

・サイドシュートの高確率

→サイドシュートの決定率は両チームともに高かった。

サイドまでずらすことも丁寧にするし、センターからの飛ばしパスなども多い。

日本と比べてもサイドシュート自体の本数が多かったです。

 

・ポストの安定感

→フランスでさえ攻めあぐねることもあります。だけどそんな時は

ポストが杭になってしっかりとブロックを張り、そこからずらしていきます。

そして、「あの辺に投げれば取ってくれる」という安心感があるので、

安心してパスをすることができます。

 

・やっぱりGKが試合を決めることが多い。

→最終的にはゴールを決めることができるかどうか、、、なので、

GKがいかにシュートをセーブするか、もしくはされるかがポイント。

ノルウェーも後半に再三ノーマークシュートチャンスを作るが、

フランスGKにことごとくセーブされて得点できず。

そこから速攻につなげてフランスのゲームになった。

 

・割っていく強さとそこからのパス

→フランスの攻撃はDFと近いです。だけど、そこからでもDFの間を割っていける強さを選手一人一人が持っているので、シンプルです。DFの間を割ることを怖がらず、強くいくのでDFが対応できない場面がたくさんありました。

またクロアチアのドゥブニヤクはつかまれながらもサイドまでの飛ばしパスなど、

コンタクトされた状態でのプレイが光りました。

 

こんな感じでしょうか。。。

どちらも素晴らしいパフォーマンスでした。

少しノルウェーのミスが重なったのが得点差になりましたね。

 

直前にやったメカチャン。

フランスの杏利と世界選手権について振り返りながら、

質問に答える形で進めました。

その中で、クロスの考え方や1:1のスペースの考え方などを話しているので、

ぜひご視聴ください。

若い選手や海外を目指す選手には見てもらいたいですね。

あと、カルロスがどんな監督なのかという部分も少しはお分かりできると思います。

メカチャンの中では拾えませんでしたが、

カルロスの最後の言葉。

どの場面が最後の言葉なのかわかりませんが、

カルロスは

「ヨーロッパにいつでもいるから、何かあれば恥ずかしがらずに連絡をしてほしい。

みんなのことをフォローするし、これからも応援していく」

という感じの言葉だったと思います。

最後はみんなと涙を流しての握手とハグしてお別れしました。

 

あの後ろ姿が、かっこいいというかさみしいというか、

切なかったです、、、

 

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