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君はアドラーを知っているか?褒めるのではなく感謝する共同体感覚【嫌われる勇気】

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前回までに他者との関わりの中で我々は生きていると説明しました。

これまでの記事はこちらから

君はアドラー心理学を知ってるか?久しぶりにドキューンと来た知的好奇心。

君はアドラーを知っているか?普通とはなんなのか?【劣等感】

はアドラーを知っているか?すべては対人関係。【承認欲求と課題の分離】

常に他者がいて、他者と結びついているんですね。

アドラーは人は仲間になりたいと思っていると定義しているので、

周りの人を仲間だと思って、自分の居場所があるということが大事なのです。

これが、共同体感覚というものです。

共同体感覚とは

前回、すべての悩みは対人関係の悩みだと書きました。

しかし、喜びや幸せも他者との関係において生まれると書きました。

人生は自分で自分らしく生きていくことですが、

その人生全体の意味として、全体への貢献があげられます。

全体への貢献をすることで他者との関わりが生じて、

幸せや喜びを感じることになるんですね。

人は全体の一部であり、全体とともに生きている。

これこそが共同体感覚なんです。

共同体感覚のポイント

共同体感覚の中には3つの重要なポイントがあります。

  • 自己受容
  • 他者貢献
  • 他者信頼

です。

自己受容とは、ありのままの自分を受けいれることです。

与えられているものをどう使うのか?ということです。

自己受容の力を高める方法としては、

短所を長所に置き換える力をトレーニングすることです。

他者貢献とは、自分が今の場所で全体に対して貢献していると思っていることです。

他者信頼とは、他者に貢献しようと思ったら、仲間として信頼していかねばならない、

ということです。

この3つがつながって共同体感覚を覚えるということになります。

ポジティブな人はこれがすべてセットになっています。

ありのままの自分を受けいれて、認めるという自己受容は

自分が自分のままでも他者に貢献できているという自信にもなりますし、

他者に貢献しようと思ったら他者を信頼しないことには貢献もできません。

信頼していない人間に貢献しようとは思いませんからね。

集団の中で、自分の立ち位置を認識して、

仲間や集団に対して何かしらの貢献をしたいと思う。

なぜならば、信頼しているし、仲間だから。

ですが、ネガティブな人はこの方向性が違うんです。

まず、他者を信頼していない、できない。

そんな他者に貢献したいとは思わないし、その集団のなかに自分を思い描けない。

そういう人は自分のことを受けいれられないし、

理想と現実のギャップの中で苦しんで、短所を短所だと思い、

与えられているものを上手に使えない。

ないものねだりをしてしまう。。。

よって、他者との関わりを拒絶してしまうことになります。

共同体感覚を覚えようと思うと、

自己執着している感情を、他者への関心に切り替えることが大事です。

人を褒めるのは間違い

共同体への貢献は、自分に価値があると認識することから始まります。

そこに少しだけの援助をしてあげると、勇気が持てます。

この援助がポイントですね。

キーワードは「ありがとう」なんです。

このありがとうが貢献感を高めることになります。

なぜ褒めたらいけないのか??

褒めるという行為は基本的に

上の立場の人間が下の立場の人間に行うもの、だからです。

指導者から選手へ。親から子へ。

上司から部下へ。

上から下への評価として褒めるという行為が行われます。

これは上下関係が無意識のうちに築かれているからです。

まさしく、縦の関係性・・・

大学時代の上下関係が、社会人になってからも続いていることはありませんか??

メカルはあります(笑)

だって、一生その関係性がひっくり返ることはない。

職場の上司になったとしても大学の後輩であることは間違いない。

もちろん、メカルは後輩としてではなく、

友人として付き合ってるつもりではありますけどね。

先輩においても尊敬はしているけど、

畏れ多いという感じでもないですね。。。生意気ながら。

筑波というところは嫌らしい上下関係とかなかったのでね。幸いでした。

まぁ、メカルのつもりであって、後輩がどう捉えているかわからん。。。

そこは課題の分離だな(笑)

では褒めずにどうすればいいのか?

感謝するんですね。

感謝という行為は縦の関係性ではなく、

横の対等な関係なんです。

この対等な関係というのが大事です。

褒められるという行為は嬉しいのですが、

優越感にはなっても貢献感とはちょっと違うかもしれない。。。

対等に見てもらえないと自分に価値があると思えないんです。

親が用事をしている間、子どもがおとなしく待っていた。

この時、偉いねと声をかけるのか、

ありがとうと声をかけるのかは違います。

どちらも嬉しいと思いますが、

褒められた喜びと感謝された喜びは違いますからね。

自分に価値があると思うことに加えて、

感謝されると勇気が持てるんですね。

勇気がポイント

アドラーはこの勇気がポイントだと言っています。

前述したように縦の関係性の中で起こりうることは、勇気くじきです。

褒めるという行為の基本は、

上の立場の人間がもつ理想のイメージの中での到達点を評価して褒めます。

理想のイメージとのギャップがあるときは、、、否定してしまいます。

理想のイメージと現状の引き算で見てしまうから否定につながるんですね。

それが勇気くじきです。

自分は貢献したいと思っていても、自分を好きになりたくても、

やりたいことをやろうとしても、

上の立場の人間が、勇気くじき、否定をしたりすると、心が折れますよね。

何かを変えたいという勇気は持てなくなってしまいます。

じゃあ、その逆は??

そう、勇気づけです。

これが横の関係性、対等な関係の中で生まれるものです。

キーワードは、ありがとうなんですね。。。

それが、共同体感覚につながります。

嫌われる勇気=幸せになる勇気

アドラー心理学を有名にした「嫌われる勇気」。

積極的に嫌われるべし!!と言ってるのではなく、

自分を嫌う人がいるということは、

自由に生きているという証ということです。

嫌われるかもしれない、、、と心配していると、

いつの間にか自分がやりたいことを制限しているかもしれません。

自由に生きていくには嫌われてもしょうがない、

くらいの勇気が必要で、その覚悟を持つことが大事なんです。

嫌われるという代償があったとしても、

自分らしく生きていくこと。

それが幸せになる勇気ということになります。

自分の人生なんだから、自分の思い通りに生きていけばいいのです。

人生の意味とは

何度も書いていますが、

人生の意味は自分でつけていくものです。

生きていくということは思い通りにいかないことです。

しかし、どんな情況でも自分の態度は決めることができます。

これがライフスタイルですね。

思い通りにいかない、悩んだ時は、、、

もっと大きな共同体の声を聞くことです。

いまいる小さな共同体は切り離してください。

そう、勇気をもって。。。

グループ、職場、地域、自治体、国、世界、宇宙。

小さな共同体を切り離したとしても、

もっと大きな共同体があるので大丈夫です。

我慢して、他者信頼も、他者貢献も自己受容もできないというのは、

不健全です、不健康です。

なので、思い切って小さな共同体を切り離しましょう。。。

メカルはね、本当にしんどかったら別に逃げ出してもいいと思うのです。

いじめられているのに、いじめている奴に認められたいなんて承認欲求はいらないのです。

いまの環境がしんどいのなら、その共同体を切り離せばいいのです。

続けるのが嫌なら、辞めればいい。

そこにいるのが嫌なら逃げ出せばいい。

そこで闘うことに意味がある。

だけれども、それが自分らしくないと思うのであれば、

そこが自分にはふさわしくないのかもしれません。

もちろん、我慢とか辛抱とかがないと、

その共同体で秀でることはできないかもしれません。

自分への言い訳ばかりで、周りのいうことに耳を傾けず、

何をやっても中途半端、という人もいるでしょう。

それは劣等コンプレックスが原因かもしれませんね。

でも、そんな人も、こんな自分がよろしくない、、、と感じているかもしれません。

そう感じているのだとしたら、自分が変わる勇気を持つことです。

変わらない、という選択をしている自分を変える勇気をもつことです。

本当はこんなはずじゃない。

自分はこんなもんじゃない。

自分はもっとできるはずなんだ

と思いながら続けることは大事です。

劣等感が原動力になりますから。

だけど、ありのままの自分を受けいれないと、

自分の本当の心の声を聞こうとしないと、

他者との関わりを断っただけで、

他者との関わりの中で生まれる解決にもならないし、

他者との関わりの中で生まれる喜びや幸せを感じることができません。

誰かと比較して自分の立ち位置を知るというのは、

時としてつらいことでもあります。

でも、誰かが上をいってるのではなく、

イメージとしては平面上の前を歩いているだけで、

ゴールにしっかりと向かっているという認識があれば問題ないのです。

全体の一部であり、自分の一部が全体の幸せに貢献できるという

共同体感覚を感じていきたいものです。

こんな感じで4回にわたって100分de名著の内容をまとめてみました。

いつも書きますが、これは私自身のメモを元に個人の見解も含まれています。

専門家からしたら違うということがあるかもしれませんので悪しからず。

興味を持った方はぜひ本を読んでご自分でアドラーを深めてください。

次回、最終回はハンドボールにおいてのまとめです。

明日という日もこれまでの続き☆

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コメント

  1. 宮城純子 より:

    メカリーさんお久しぶりです。
    今日のメッセージ今の私がずーと悩んでいた事
    とマッチして、度肝抜かれた感じでした。
    いつも、素敵なお言葉ありがとうございます。
    自分を好きになれるように、プラス思考になれるように!頑張ってみます。

    • mekaru atsushi より:

      子育てなんて極みじゃないでしょうか??
      親として嫌われる勇気を持たずに、しつけはできないと思います。
      それは、自分が幸せになる勇気ではなく、わが子を幸せにする勇気ですよね。
      いまの子育てで今の子どもに好かれるのではなく、
      この子が大人になって、その周りの人がわが子と接して幸せになる、
      それに伴いわが子も幸せになる、どんどんいい人が集まってくる、
      そんな願いがないと、わが子に躾はできませんね。、、。。
      ちょっと話がずれましたが(笑)
      またブログにします。。。

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