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カタールに負けたのはなぜだ?データで振り返る試合の見方。

ハンドボールに熱心な方なら、

大きな大会ではスタッツが試合後に出ます。

テレビ中継とかがある世界選手権とかならば、

ハーフタイムや試合後にすぐに出すところもあります。

このスタッツ。

見てると面白いんですよね。

想像力を働かせて見てみると、

実際に試合を見ていなかったとしてもどんな試合だったかある程度の見当がつきます。

先日行われたカタールとの試合を

スタッツから分析してみましょう。

まず、シュート本数。

日本が41本なのに対して、カタールは49本です。

8本少ない。

ということは少なくとも、カタールより8本シュート打っていない。

シュート以前で攻撃が終わっている計算になります。

ここでミスが結構出たのでは?という推測ができます。

もちろん、リバウンドなども含まれるので単純ではないですが、

相手よりもシュートを打っていないということは

得点するチャンスも少ないということですね。

ミスの数を見ればわかりますが、

日本が17、カタールが10です。

それだけでも7本の差があるので、それがそのままシュート本数に直結したような形ですね。

そのシュート本数から導かれるシュート確率。

これは日本が19/41  46.3%

カタールが36/49  73.5%

カタールのシュート確率が非常に高いということがわかります。

日本のシュートは半分は入っていないので、

枠外に打っている可能性もあるのですが、、、

ここでゴールキーパーセーブ率を見ると、

日本が11/47 23.4%

カタールが 16/35 45.7%

ということになります。

セーブ率というのは、キーパーが触ったものなので、

枠外に打ったものはカウントされません。

なので、日本は41本中6本枠外、

カタールは49本中2本枠外に打ったのだとわかります。

昨日のブログでも書きましたが、

カタールのゴールキーパー サリッチはものすごいセーブ率ですね。

だいたいキーパーが大当たりして勝つ試合はキーパーセーブ率が40%くらいです。

このセーブ率を上げる方法は、

わかっているのにやられる、というシュートをしっかりと取っていくことですね。

そこに動いているのにやられる、

というのは、日本では感じたことのない

スピード、高さ、タイミング、ボールの質などの要因がありますが、

それに慣れていかないといけませんね。

試合中には「いまのは無理だわ」というシュートが飛んでくることもあるので、

それはスパッと切り替えて、わかっていたのにやられた、というシュートを減らしていくしかないと思います。

次に得点のエリアですが、

カタールと日本の大きな差は、Line Shootと呼ばれる、9-6mの間から打たれるようなシュートですね。

9mより遠い場所からのロングシュートはField Shootと呼ばれています。

Feild Shootは日本が1/11でカタールが8/14です。

遠くから打てるシューターがいるというのは大きな武器ですが、

シュート確率で差が出てしまいました。

もう一つ大きな差はLine Shootで

日本が8/12、カタールが17/22です。

Feild ShootよりもLine Shootの方が確率が高いのですが、

カタールはそのエリアから打っているシュートが日本よりも10本多い。

そして確率も高い。

Field Shootの確率を高めるというのは簡単ではないですが、

まずはLine Shootの本数を増やしていきたいですね。

日本の良さの1:1を活かして、

横への速い展開と、縦への強い突破を繰り返して、

確率の高い場所でのシュートチャンスを増やしていきたいです。

あと、日本はクイックスタートをはじめ、ディフェンスからの速攻を特徴としています。

12本仕掛けて7得点です。これは全体の得点の36%くらいですね。

7得点してますが、5本はシュートを外しています。

2本枠外の3本セーブ。

その過程でのテクニカルミスもあります。

そこの部分での精度を上げることができるかどうかがポイントですね。

逆にカタールは徹底して走りませんでした。

1人倒れていても無理して速攻を仕掛けない。

日本の戻りが早いと思ったらすぐに止めてセットに切り替えていました。

速攻が4/4という部分を見ても、明らかな得点チャンスで、

ノーマークに近い状態で打てる時しか速攻を仕掛けていないことがわかります。

これはセットでの得点力が計算できるために、

日本に対抗してアップテンポな展開に持ち込まなくても良い、

という判断からでしょうね。

速攻での得点が4得点なのに、

総得点が36というは、いかに得点力があるかというのがわかると思います。

最後に、どんな試合だったかをはかるうえでのポイントは退場の数です。

日本は1回、カタールは5回です。

重複することもありますが、単純に50分くらいは数的優位の情況だったということです。

その情況を活かして得点を伸ばす、失点を少なくする、

というところがポイントかもしれませんね。

さて、今日はこの予選リーグ大一番、イランとの試合です。

この試合に負けてしまうとかなり厳しい状況になってしまうために

何としても勝ちたいところです。

ここまで読んで、イランとの試合に向けてのデータ上の対策はできましたか??

賢明な皆さんならどうすればいいのかわかったはずです。

でもさ、データ通りにいかないのが試合なんですよ。

データは大事だけど、依存してしまってはダメ。

最後は直感です。

データで見てわかることと、

コートの中で実際に対峙して感じることというのは全然違うんですね。

でもやっぱり、データを頭に入れておくことは大事なんです。

戦い方の部分になりますから。

データ上のことを言えば、机上のことで戦術を語れば、

誰もが世界チャンピオンになれますからね。

だからハンドは面白い。。。

あれ、どこかであったな、こんな連載が(笑)

もちろん、日本代表はこれくらいの分析は当たり前にしています。

敏腕スタッフが揃っていますし、分析のスペシャリストが帯同していますから。

だからメカルがここで書いたのは、

みなさんがこれからスタッツを見た時の、

想像力を働かせる一助となれば、、、と思っています。

イランとの試合、皆さん応援しましょう☆

あと、ガタガタしちゃうけど、パソコン画面をキャプチャしたものを

YouTubeにアップしました。

見づらい部分もありますが、ないよりはいいかなと思って。

お時間あるときにどうぞ。

com/watch?v=eOhwiL75Gv8[/embed]

com/watch?v=l-deqjtuRFM[/embed]

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明日も自分史上、最高の自分に挑戦しよう☆

銘苅メソッド~強く投げるためのトレーニング

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