【ハンドボール】銘苅淳のおにあくま

おごらず にくまず あせらず くさらず まけるな

指導の方法論としての殴る

time 2013/01/09


メカル、以前神奈川で教育委員会にいる方とお話した事があります。

もちろんこの方は元々ハンドボールをされていて、一緒に講習会もしてくださいました。

その時にこんな話をしたんです。

教員採用試験があればこう言いたい。
私は、生徒指導の時に生徒を殴れないようになったら教員を辞めます。
いま、この子をどうにかしなければならない。
そんな時にその子のバックに親がうるさいとか、教育委員会からなんか言われるかもしれないとか考えて、殴れないようなら教員を辞めます。

って。
もちろん、

採用されません。

って言われました。

当然ですね。
でも、メカルは本当にそう思います。
その子との信頼関係も築けない、何より自身の保身を優先する、そんなんじゃ、いままでにメカルを救ってくださった先生方のようにはなれません。
でも、この教育委員会の方はそんなこと言ったら受からないけど、そんなんだと共感に近いものをしてくださりました。

もちろん、殴るというのは方法論で、やってはいけないというのはわかっています。
でもそれくらいの覚悟がないといけないと自分の中では思っています。

体罰が原因で命を絶った高校生のニュースを見ました。

本当に悲しいことです。
その学校はインターハイに何回も出るほどの強豪校です。

日本の社会でどこにでもあるんですよね。
そうやって全国大会に行って実績を残している先生はどれだけいるでしょうか?
そういう先生が評価されるんですか?

子供はその競技が上手くなりたくて、楽しくて、もっと上手くなりたいから強豪校だとわかってて、厳しいとわかってて進学するはずです。

そこまでする覚悟だから厳しい練習に耐えます。
多少殴られても耐えます。
親は我が子が活躍して、勝って全国に行けば嬉しいし、その次のステージまで面倒見てくれるなら…と思います。

だからと言って、殴って指導することが認められるわけではないです。

発奮させるため

という理由。

自ら命を絶つほど追い込んで、発奮はないでしょう。

生徒の心に火を付ける方法論として殴るは、手っ取り早いですよ。

誰もが殴られたくないから、やらなければならないと思います。

だけどそんなモチベーションのあげ方しか出来ない指導者が全国大会で活躍するんですか??

それは残念なことですよね。

指導者としての立場を利用して、高圧的にモチベートさせるんですから。

言葉や、トレーニング方法や、コミュニケーションでモチベート出来ないんだから、殴るんですよね。
それができるんであれば、それをせずに手っ取り早い方法を用いて殴るというのは、指導者としての怠慢じゃないですかね?

そういう指導者の下で育った選手は、結局はそれが正しいという認識になり、自分が指導をする立場になった時には同じことをするでしょうね。

聞いたところによると、自分で考えることが出来ないから、出来ないなら殴って下さいという選手もいるらしい。
これでは発展しませんよね。

何が言いたいのかと言うと、
殴って発奮なんて程度が低いということです。
メカルも以前はそういう方法論を取っていたと思います。
だけど、それは自分自身の力のなさを露呈しています。
学ばなくなった指導者は、結局はそこに行き着くのでしょう。

殴るのなら、一緒に泣いて、自分の人生かけてでもその子の人生を変えてやるくらいの気持ちじゃないとダメということですね。

まぁ、男と女でも違いますけどね。

昨日の話ではないですが、殴られる方も殴る方も、慣れてしまったら終わりですね。

亡くなった方のご冥福をお祈りします。

これから先、そんな子供達が出ませんように。

画像は今日の夕飯です。
オーブンでじっくり焼きました。
さすがに食べ切れませんでした。

コメント

  • めかるゎホントイイコトを言うねぇー
    でも、実際そう思います。私も、殴られるだけで終るんなら殴ってって
    思いますよ…

    by 富山の中1 €2013年1月10日 6:45 AM

  • ハンドボールの指導者の端くれとして、高校の保健体育科教員として、そして人間として共感します。
    私は大学卒業後、10年間講師(期限付き臨時採用教員)を務めさせていただき、4年前にやっと教職の道のスタートラインに立つことができました。
    メカルさんみたいな情熱をもった若い先生はたくさんいます。そんな先生方が評価される採用試験であってほしいものです。

    by 平成11年体専卒 今福正雄 €2013年1月10日 7:35 AM

  • まさにその指導者の年代的に、自身が高校時代に体罰を受けて追い詰められ発奮してきた時代です。この先生はその競技を怒られて【やらされて】いたんですね、きっと!
    強豪校の監督であるという自身のプライドがそうさせるんですね。強豪校が負ける訳にいかないんですから。すべては保身の為です。その子の為に。。。というんじゃなくなって来てたんですね。悲しい事件です。
    同年代なので自分の高校時代とリンクしちゃいましたわ
    (TmT)その指導者の方もある意味そういった風潮時代の被害者なのかなと・・・
    亡くなった生徒の方、人生辞める道を選ぶより部活を辞める勇気が欲しかった。地元のクラブチームに所属して楽しく競技を続ける事もできたのに。。。
    ご冥福を祈ります

    by あんこ €2013年1月10日 1:09 PM

  • 一瞬、唇がどうにかなったのかと思っちゃいました(^◇^;)
    はい。
    いつものボケボケです(O_O)
    私もニュースを見て心が痛みました。
    どこからが体罰なのか…。
    永遠に解けない問題なのかもしれないね。
    理解できない親も多いですが、今は子供の将来より自分の評価を一番に考える教師も多いような気がします。

    by かおりん €2013年1月10日 5:30 PM

  • 報道でしか知りえませんが、卒業生には「いい先生だった」との声もあるようです。私は愛のムチであれば体罰(この表現が適当かどうか?ですが)は否定しません。でも、教師、生徒それぞれで受け止め方が違うはずなので、殴った後のフォローは絶対に必要だと思います。副顧問とかの先生も見て見ぬふりだったと聞きますし、いつのまにか生徒は孤立してしまったのではないでしょうか?いずれにしろ尊い命が失われたことはあってはならないし、非常に残念です。

    by こりし €2013年1月10日 7:18 PM

  • 人によって受け止め方も違うでしょう。
    暴力は許されないという世の中。
    げんこつくらいどうぞどうぞ、と思いますが
    今の時代、そうはいかないですね。
    そんな現代社会での体罰。そしてそれに苦しんでの
    行為。
    子どもには命の大切さとあなたが大切、ということを
    伝えていきます。いつもは鬼母ですが、逃げ場に
    なれるようにしたいです。
    それにしても大きなお肉!食べがいがありますね。

    by ちいさなおこちゃま €2013年1月10日 10:31 PM

  • おばんです☆
    難しい問題です。実際問題、自分も殴られてきたし、体罰とも思ってなかったので、なんとも言えないですが、30~40発はやりすぎです…。
    その代わりと言えるかどうかわからないですけど、私達にかなりの愛情を注いでくださっていたことも事実です。今、コーチとゆう立場になって、改めて先生がいかに私達に全てを注いでくれていたかがよくわかります。
    何かが

    by クマ €2013年1月11日 1:19 AM

  • あ…切れてしまいました。
    先生と生徒の何かがズレてしまったのかなぁと思ってしまいますね…。

    by クマ €2013年1月11日 1:20 AM

  • 富山の中1さん
    きっとしつこく、厳しく、何度も指導されるから、
    それなら殴ってくれた方がまし。と思うのでしょう。
    でも、それはお互いに逃げですよ。。。
    根気良く話を聞いてください。(笑)
    今福先輩
    お名前は存じ上げております。
    茗渓の人間が体罰で問題になることは許されませんね(笑)
    若い先生が情熱を燃やせる環境が大事だと思います。
    やはり上の人間ですよね。
    手に負えない若い先生を潰してしまうか、
    協力して修正しながらもやらせてあげるのか。。。
    教師もチームとして取り組まないといけないと思います。
    あんこさん
    いまの日本では学校体育が主になってるので、
    一度そこに属して抜けるのは難しいと思います。
    文科省も生涯スポーツを提唱していますが、まだまだです。
    学校の先生も大変です。先生もプレッシャーがあるでしょう。
    だからこそ、学びに出て欲しいですね。
    かおりんさん
    そんな教師もいると思いますが、そうじゃない先生もたくさんいると思います。やっぱりトップの考え方ですよ。
    校長が本当に先生を守る気があればバックアップも違ってくるはずです。。。
    こりしさん
    先生ももしかしたら辛かったのかもしれません。
    ただ、役割は大事です。
    フォローはしてあげないといけませんね。
    それを誰がやるのか。。。
    ちいさなおこちゃまさん
    家庭はある意味逃げ場でないといけないと思います。
    だけど、最近は子供の意見に迎合して、一緒になって先生を批判することもありますね。それはダメですね。批判するならそれだけの教育を家庭がすればいいのですが。。。
    クマさん
    指導するというのは、ものすごくエネルギーを使いますよね。
    殴るというのも、怒るというのもものすごくエネルギーを使います
    だから、そういう先生方は常人では考えられないエネルギーを使ってると思います。
    そんな人に悪い人はいないとは思います。本当にそうならば。
    しっかりと伝えないといけませんね。

    by meka €2013年1月11日 6:05 AM

  • 部活に限らず、学校生活において、指導として先生が生徒に手をあげる(げんこつとか)のは、ありだと思います。でも、程度によりますよね、報道での情報しかしりませんが…その先生と生徒だけの問題ではなく、そのバックにいろんなことがからんでいるんでしょうね。
    ところで、じっくり焼いたには、なんに肉ですか?すごいかたまりてわすね。

    by うめ €2013年1月12日 9:32 PM

  • うめさん
    報道はどこまで何を信じたらいいのかわからないので、
    メカルも突っ込んだ話はできませんが、
    大事なのはこれからどうなっていくかですよね。
    この肉はチキンかターキーか。。わかりません(笑)

    by meka €2013年1月13日 1:18 AM

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銘苅淳

銘苅淳

ハンドボールプレーヤーの銘苅淳です。 1985年4月3日生まれ。 沖縄県浦添市出身。 [詳細]

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