昨日のコメントにヨーロッパは練習時間が短いと聞きましたが、、、
という質問がありました。
実際のところはというと、実に1時間半で終わります。
その中でアップからメイントレーニング、ダウンまでします。
というのも、クラブチームで、体育館の割り当てがあるので、
次に入ってくるクラブがあるので、その時間内で完結させないといけません。
練習は端的にいうと、
テーマがはっきりしている感じでしょうか?
まぁ、メカルがいるチームが強くないということもありますが、参考までに。
例えば、今日の練習を取り上げると、
午前中に外を30分間ランニングしてウエイトでした。
ランニングは時間が設定されているだけで、どこを走ろうが自由です。
ウエイトも各自で好きなことをしている感じです。
こっちの選手はナチュラルマッスルなので、ガンガンにウエイトはしません。
しかも基本、上半身しかしません。
ベンチを少しして、ダンベルを少しやって、おしゃべりしながらやってる感じですね。下半身、クイックリフトの類をしているのを見たことがありません。
強いチームならフィジカルトレーナーもいてきっちりやってるのかもしれませんが、メカルがいたチームではそこまでがっつりやる選手はいませんでしたね。
特に、頑張るべき若い選手や、あまり試合に出ない選手も積極的にやらない。
まぁ、必死に外を走ってもコートの中でパフォーマンスが悪ければどうしようもないのですが、メカルはちょっとそこがね~。日本人なんで。
そして、午後
土、日曜が休みで、月曜のトレーニングということでテーマは走る。
2人組でランパスして軽くアップすると、
6mからスタートして、余ってるキーパーをハーフ付近にパサーで立たせて、
ハーフに行きながらパス交換をし、戻ってキーパーの指示通りにキーパー練習するというもの。走るということと、パスで肩を作るということを同時に行います。
それを止まらずにやります。
キーパーの立ち位置を変えたり、クロスに走り込んだり、
カットインやロングシュートと条件を変えながらキーパーの練習、からシュート練習につなげて行くんですね。
次は2人組でワンマン速攻のパスをして1人がシュートを打ちます。
パスをした相方はパス後ハーフ付近まで走ります。
シュート後、相方からパスをもらい、今度は逆に相方にパスしてシュートを打ちます。
ハーフからポジションシュートを打って、すぐに戻って、別のポジションからシュート打ちます。
2分間ランニングして心拍数を上げて、
今度は1:1からシュートして、シュート後、ワンマン速攻に走り、DFした相方からパスをもらいシュート。
最後は7分間ランニングして終わりでした。
今日はコートプレーヤーが9人しかいなくて回転が早く、
常に走ってる感じでしたね~。
しかもシュートはずしたら腕立て伏せを5回。
この内容なら1時間半で十分です(笑)
ただ、学校現場の部活動ではもっと人数が多いと思うので、強度を考えて工夫が必要ですね。
ただ言えるのは、時間がないから、効率よく、工夫された練習が多いですね。あとはテーマをしっかり持っていること。
1:1のときはもうそればっかりやったりしますし、ゲームの日は20分したらすぐにゲームをしたりします。
もちろん、軽く動いてからサッカーをすることもありますね。
ただ、レクリエーション的な感じではなく、
しっかりと走るし、ボディーコンタクトもします。
至近距離から弾丸ツアーシュートを打たれた時にはムカつきますが、それはこっちでは普通。足首なんてひねるんじゃないかと思うけど、
そんなことはあまり気にしてない。
怪我はしょうがない的な(笑)
フットワーク的なことはこっちではほとんどしませんね。
やるとしてもキーパーの練習の時にコンタクトをいれたり、
パサーのフットワークをしたりするくらいですね。
日本でこれをしたらどうかという問題もありますが、
メカルは時間が取れない学校や特別な日にはいいと思いますよ。
運動量も確保できるし、いろんな動きを取り入れることもできるし、
キーパーも、いろんなシュートを取ることができますからね。
どうぞ、1時間半で完結する、テーマをしっかり持ったトレーニングメニューを考えてみてくださいね~。
こっちは同じ練習をほとんどしませんよ。
同じことの反復は少ないけど、やろうとしていることの反復にはなっているので、
毎日違うことをするだけで、応用力はつきそうですね。
今日はシュートの動画を
http://www.youtube.com/watch?v=hbjjuxNjMPg&sns=em
DFが下がりながら守っている時はだいたい、手が下がっています。
手をあげたまま下がっているとフェイントは守れませんからね。
そこでDFの頭の上からスタンディングシュートを打ってみてもいいかもしれませんね。その時に大事なのは腕を振り回さないことです。
バックスイングで振り回していると、DFも反応してしまいますので。
コメント
メカリーのブログからヒントや確信に思える話しがたくさんあります。いつもありがとうm(__)m
食事の方は、どうなっているのでしょうか?オレ・オルソン監督みたいに1日7000カロリーでしょうか?レスラー体系を作っていますから鍋料理?でもヨーロッパにちゃんこ鍋ありませんからね~断言出来ませんけどあったりして気になります。
おばんです☆
う~ん…練習内容を文字で見ただけでも疲れそうでした(^o^;)でも、いろんなことが一気に…時間は短くても、『やった』って満足感も得られそうだし、確実に身になりそうだし☆
今日も勉強になりました!!ありがとー\(^o^)/
動画+mekaさんの解説+酒巻さんの本で、とてもわかりやすいです。
時間も大切ですが、内容重視ですね。
走る、だけでも意識することによって
随分変わってきますね。
色々目に付いたりすることもあると
思いますが、銘苅選手は銘苅選手が
よいと思うことを貫いてください!
こんにちは。
早速記載頂き、ありがとうございます。知人が記事を先に見つけて、今日のblogの内容を聞いたときには、思わず踊りだしそうな位嬉しかったです。
やはり、ヨーロッパでは、密度を重視されるような傾向の様子ですね。とても参考になりました。
また、めかるさんを唸らせるようなことを考えて、質問させてください。
日本のハンドボール発展の為にも、お体にはくれぐれもお気をつけて、今後の御活躍に期待しています。
重ね重ねになりますが、本当にありがとうございました。
いくら時間をかけたかではなくて、何を目的に何をやるかということが大事なんですね。量より質。勉強にも仕事にもいえますね。
動画、拝見しました。第一印象は、それほどデカさは感じないなーと思いましたが、メカルさんの姿を確認したら確かに小さい(^^;;。
「負けるなー!」(笑)
キャンさん
いいものは共有しましょうね~これからも☆
こまさん
その質問に関しては、今日のブログに書きたいと思います☆
ネタの提供ありがとうございます!!!
クマさん
指導者が今日はやったなぁと自己満足するのと、選手がそう思うのでは全然違いますからね。選手同士でまだまだ~と言って追い込めるならもっといいのですが☆
きんぎょさん
これでこれからハンドボールを見に行った時にもっとハンドボールが楽しめますね~。
これからも少しは技術的なことをアップします(笑)
ちいさなおこちゃまさん
こっちは自分がやるという時の集中力はすごいですが、やっぱり毎回、毎日というわけにはいかないみたいです(笑)
メカルは遊びにきてるわけではないので、自分のことをしっかりとできるようにしたいと思います☆
みわさん
またいつでも質問があれば、どうぞ~。
いろんな知識はあった方がいいですからね。
それを取捨選択してくださればいいと思います!!
メカルもこっちにいる時にしかかけませんからね~
こりしさん
そうなんですよ。
メカルもあまり大きさを感じませんが、
こっちに来て慣れてしまい、190くらいでは大きいと思わなくなりました(笑)
ちびっこ東洋人もハンガリーで顔晴ります☆