【ハンドボール】銘苅淳のおにあくま

おごらず にくまず あせらず くさらず まけるな

雑に関する考察

time 2011/05/15

110515_1848251.jpg


今日は午後から東海学生リーグを見に行きました。
見たのは愛知教育大と岐阜大の試合。
愛教が勝ちましたが、
どちらもいいファイトしていました。
会場では市岐商のかつひさと、さくらいと、みひろに会いました。
みんな元気そうでよかったです。
その勢いでヤマダ電機のこーじにも会いに行き、
接客している姿に感動しました笑
なんか自分がかかわった人がハンドボールしたり
仕事したりして頑張ってるとうれしくなりますね☆
さて、昨日の雑の話。
昨日お会いした先生はメカルは初対面だったのですが、
気さくに話しかけてくださるし、
指導についても話してくださるんですね~
昨日は企業秘密と言いましたが、嘘です。
本当に子供たちの向上や競技の発展を願っているなら、
指導論やトレーニングメニューを自分のものだけに隠したりしません。
隠してる人はメカルからしても小さいと思います・・・笑
もちろん、戦術的に考えることもたくさんありますが、
自分の考えを言えないというのは小さいです。。。
前置きが長くなりましたが、雑の話。
昨日は「雑でいい」という話をしました。
雑というのはなんぞや??
先生が言ったのは、
「ザルでいいんだよ。一つでは網目が粗くて水がすくえないけど、5重位にしたら水はすくえて形にはなる。」
とのこと。
一つ一つのプレイは雑で粗くても、それが5回重なれば形になる。らしい。
そっか~。へぇへぇへぇ~×100.
先生はこうもおっしゃっていました。
「慎重にしたってミスはするし、あんまりいいこともない」と。
ここからは完全にメカルの考えで、先生がおっしゃった本当の意味とはもしかしたら違うかも。。あとはご自分でお考えください。
嵐で船に水が入ってきました。
その時
直径5センチのボールで水をすくうより、
直径25センチのザルを5重に重ねてすくった方が水はすくえるでしょう。。
今の日本はいいハンドボールをしているから勝つとは限りません。
大方にしてミスをしたら負けます。
もちろん、勝つにはミスをしないことは重要な要素になります。
ミスをしない事は勝つために必要条件となりますが、
十分条件ではないです。
(なんか数学みたいだね笑)
でも、いまは勝つために
「いいプレイをする」<「ミスをしない」
事の方が重要視されます。
ミスをしないために、指導者は余計な事をしてほしくないから、
型にはめてある程度規則化されたプレイを要求します。
そこには考えたり、判断したりするということを省略し
選手は言われたことを一生懸命にやるという意識になります。
もっといえば、言われたことをやれば怒られないから、
怒られないように言われたことを機械的にやる。ことになります。
という事は指導者を超えるクリエイティブなプレイはなかなか生まれない・・・
となると、これまでの日本のハンドボールを超えることはできないことになります。
昨日の中学生のプレイは見てて雑だなぁと思って見てました。
マイボールになったら最前線に走っている味方にロングボールをボンボン出すんです。
もちろん、ロングパスですからミスしたり相手にカットされることもあります。
ボール獲得から2秒でボールを失うか、2秒で得点するか。
それは紙一重です。
でも、そのことに関して指導者は何も言いません。
ミスになっても、前を走っている味方を見つけたこと、パスを出したことをまずは評価します。
もし指導者がミスをしないようにロングパスを禁止していたらそのプレイが発生する確率は0%。
選手はミスをしないように安全につないで前を見ることをしない習慣になるでしょう。でもたまたまワンマン速攻に走っていたら「なんで出さないんだ」とロングパスを禁止している指導者は言うでしょう。
あの時はダメだけど、いまはいい。
と、言う事をあっち行ったりこっち行ったり変える指導者だと選手が混乱します。
本当に信念があるならば、ミスしようがファインプレイになろうが、
そのプレイを選択したことを評価するはずです。
ミスしたときはダメで、成功したときはOKなんて指導者は世の中にたくさんいます。
逆を言える人は本当に少ない。
もちろん、ゲームは生き物なので結果オーライとなることもあります。
でもそれは昨日の話にも重なりますが、練習の中で何らかの形で育まれてきたものですから結果オーライでもいいんです。ゲームでは。
今日の学生の試合も雑です。
一つ一つが「こうしてればいいのになぁ」と思う事がたくさんあります。
でも、それでもいっか。って感じで見てました笑
ひとつ言わなきゃいけないのは、
メカルが考えるいいハンドボールとはしっかりと理論に裏打ちされた
「クリエイティブなハンドボール」で
見てて楽しい、やって楽しいと思えるハンドボールです。
見てる人が「そこでそうする??」とびっくりするようなハンドボールです。
勝つためには「ミスを最低限にしたクリエイティブなハンドボール」が必要十分条件だと思うわけです。
(数学得意な人、当たってる??)
もちろんミスはダメだけど、見てる人も相手選手も想像もつかないプレイをしたらミスしても「おっ」って面白い。それが成功すれば「おぉっ!!」ってもっと面白い。
そうなるためには練習中からどんどんトライ、チャレンジしなければならない。
トライを制限する、ミスをしないハンドボールはよろしくない。と思われる。
「雑でいい」
という表現は、ちょっとくらいミスしてもいいからどんどんトライすれば??の裏返しかなぁ。とも思うのです。
雑から生まれるビッグプレーがまだまだあるでしょうからね!!
でも、そこに発生するプレイの責任は選手がとらなければいけないと思います。
トライを容認されているから、自分のプレイには責任が持てると思います。
シュートを決めたらうれしい。だからもっと練習する。
シュートを外したら悔しい。だから自主的に練習する。
ミスを怖がってトライしないことのほうが未来はないし、
それを助けに行かないヘルプしない仲間がいる方がよっぽど問題は大きいと感じます。
昨日の中学生を見てると、どんどんシュートは打つし、バックパス、ノールックパスはするし、よく走るし、リバウンドは何回も飛び込むし、ルーズボールへの反応は早いし、見事でした。
そこで指導者は「迷うな!!」と言い、
迷ったプレイ、中途半端なプレイ、飛び込まないプレイ、戦っていないプレイに対しては叱咤していました。
もちろん雑でいいとはいえど、雑なプレイを求めているわけではありません。
「子供たちが考えてやることだから」
と子供たちへのアプローチが雑になってはいけません。
子供たちが頑張りきれる環境作り、引き出し、ヒントを指導者はたくさんちりばめておかなければいけないと思います。
本当に大切な小さいと思われるところを雑にしてもいけません。
この指導者は毎日のアップで膝の障害防止、体幹の強化、シュートドリル等、欠かさないといいます。
でも、練習でランニングやダッシュはしないんだと。。
それであれだけエネルギッシュになれるのはなぜだろうか??
絶対、雑にトレーニングメニューを組んだりバスケットを考えたりはしていませんね。
だって全国制覇するんだもん☆
「雑でいい」という表現が雑なだけかもしれません。笑
いや~、論文書けるな。笑
以上、
「雑でいい」
からの考察でした。
今日もたくさんの人に会えて話ができたことに感謝☆
明日の目標:世界選手権の映像を整理する。
画像はヤマダ電機のテレビコーナーで働くこーじ。
皆さんは「雑でいい」からどんな考えが生まれましたか??
今日も皆さんのコメントを待っています♪

コメント

  • 成長著しい中学生にとって完璧を求めるより、まずはどんどん可能性を広げる事が大切なのかぁ☆
    高校、大学となると正確さも重要になってくるけど、やっぱり攻めのplayをされると嫌だなぁって思うし、原点やね☆
    雑って言う言葉はあんまりいいイメージはなかったけどステキな言葉にきこえてきた♪
    雑でも噛み合うんやね☆
    面白い♪

    by さんま €2011年5月16日 7:12 PM

  • 友達よりコージが出てるとのメールあり、久しぶりにブログにやってまいりました。このまさか卒業してからも載せていただけたのはビックリ!しかも一人は初ですね?
    最近は母もハンドから遠くなり 後輩の皆さんの応援が精一杯でございます

    by コージの母 €2011年5月18日 12:13 AM

コメントを残す

銘苅淳

銘苅淳

ハンドボールプレーヤーの銘苅淳です。 1985年4月3日生まれ。 沖縄県浦添市出身。 [詳細]

スポンサー募集

アマゾン

ハッピーハンドボール第2弾

アメーバブログ

ビーレジェンド


%d人のブロガーが「いいね」をつけました。